ビジネス

エルメス、2016年売上高は日本が20%増

 エルメス・インターナショナル(HERMES INTERNATIONAL)の2016年12月期の売上高は、前期比7.4%増の52億200万ユーロ(約6294億円)だった。

 地域別ではヨーロッパが同5.8%増の16億8290万ユーロ(約2036億円)、アジアが同9.0%増の25億190万ユーロ(約3027億円)、アメリカが同6.4%増の9億4080万ユーロ(約1138億円)と全地域で売り上げが伸長した。中でも日本が同20.6%増の7億2410万ユーロ(約876億円)と大きく伸びた。日本市場は円高の影響および流通網を厳選したことにより好成績を叩き出した。他のアジア地域でもシンガポールの高島屋や香港国際空港、マカオなど積極的に出店し、売り上げを増やした。

 カテゴリー別ではレザーグッズと馬具が最も伸び、同14.4%増の26億370万ユーロ(約3190億円)で、バラエティー豊かなサイズや色をそろえた“コンスタンス(Constance)”“アルザン(Halzan)”“リンディ(Lindy)”バッグが特に人気だった。フレグランスも同8.4%増の2億6190万ユーロ(約316億円)と好調だった。

【関連記事】
■エルメス2015年度決算は増収増益 営業利益率は31.8%に

HERMES x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。