「WWDジャパン」2月13日号は、2017年春夏オートクチュール・コレクション特集です。マリア・グラツィア・キウリが就任して初の「ディオール(DIOR)」のオートクチュールをはじめ、ジョニー・デップの愛娘リリーローズ・デップがピンクのウエディングドレスで登場して話題になった「シャネル(CHANEL)」など、オートクチュールの世界を美しい写真とともに紹介します。
2017年春夏オートクチュールでは、日本人デザイナー中里唯馬が2回目のパリコレ参戦を果たしました。また、「ヴェトモン」は期間中に2017-18年秋冬メンズ&ウィメンズコレクションを発表。“ステレオタイプス”と題し、“ツーリスト”“オタク”など、職業などから人々が連想するステレオタイプなイメージをデザインし話題を呼びました。紙面ではその詳細をレポートします。
ニュース面では、百貨店特選売り場の秋冬商戦結果をレポートするほか、開業2年目に突入したニュウマン新宿の動向、訪日アーティストたちが愛用していることで知られるセレクトショップのキャンディーが移転した理由などを掲載します。また、「ヴェトモン」のデムナ・ヴァザリアのミューズ、ロッタ・ヴォルコヴァへのインタビューも読みごたえがあります。
その他の特集は、2017年春夏オートクチュール期間中に発表された「ショーメ」「ブシュロン」「ショパール」などハイジュエリーが超絶技巧を発揮した新作コレクション紹介。ジュネーブサロン(S.I.H.H)に見る時計の最新トレンド、「ジョン ロブ」「チャーチ」「エドワード・グリーン」といったメンズアクセサリーの2017-18年コレクション詳報などをお届けします。
連載「ファッション業界人物列伝」には、ブルーベル・ジャパンの共同経営者であるカトリーヌ・ゴーマンスさんが登場します。ブルーベル・ジャパンは、創業者がフランス人というユニークなスタンスを持つディストリビューターです。同社を立ち上げた夫であるゴーマンス社長とともに1960年代から、日本とアジア、ヨーロッパをつなぐビジネスを展開してきた物語を追いかけます。