ファッション

ニトリが渋谷に旗艦店オープン 都心に出店続々

 インテリア販売大手のニトリ(NITORI)は、渋谷区に都内初となる旗艦店を出店する。ニトリ渋谷店(仮)の場所は神南のファイヤー通りにあるカラオケ店シダックスビレッジ跡。シダックスビレッジは地下1階、地上9階で、昨年8月にシダックスの全国的な店舗縮小により閉店。このビルはファッショビルを運営する丸井(MARUI)が1991年、インテリア店マルイ インザルーム渋谷として建設し、98年マルイワン渋谷に業態転換後、2004年に閉店した。同年にシダックスがビルを購入し、カラオケ店やイベントホールと本社が入居するシダックスビレッジとして運営していた。工事計画によると、工事期間は5月末日までとなっており、6月以降にオープンするようだ。ニトリの広報は出店に関しては認めているが、コメントを控えている。

 ニトリは15年、プランタン銀座(現マロニエゲート銀座店)に初の百貨店内店舗を出店。その後も新宿高島屋タイムズスクエア店や中目黒店など都内の出店を加速している。首都圏では小型店用「毎日でも立ち寄れる店」がコンセプトのブランド「デコホーム(DECO HOME)」も積極的に出店しており、渋谷区内では、渋谷東急東横店がある。

【関連記事】
■ニトリ30年連続増収増益に手応え 17年2月期見通し
■ニトリが東急東横店と上野マルイに出店
■ニトリが池袋東武に出店 新宿高島屋に続き百貨店に進出

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。