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機内食のスープを地上のスープストックトーキョーで先行販売

 スープストックトーキョー(SOUP STOCK TOKYO以下、スープストック)は3月1日、日本航空(JAL)が運航する国際線15路線の機内食でスープを提供する。対象はプレミアムエコノミークラスおよびエコノミ―クラス。到着前の2食目の機内食で提供するスープは、北海道産のとうもろこしをふんだんに使用したシチューで、マッシュルームと香味野菜、牛肉からとったブイヨンのうまみが特徴の、濃厚でありながらも優しい味わいが特徴だ。メニューにはこのシチューをはじめ、店舗でも販売している石窯パン、スープストックが特別に開発したレシピに基づいたジェノベーゼのショートパスタや黄桃とヨーグルトのゼリーが含まれている。同機内食サービスの期間は5月末まで。スープストックでは機内提供に先駆け2月13日~3月10日(予定)、全国の店舗で機内食メニューをアレンジした北海道産トウモロコシと鶏肉シチューを販売する。店舗ではカリッと焼いた鶏肉の香ばしさが楽しめるシチューになっている。

 スープストックは2008年から日本航空へほぼ毎年、国際線の機内食メニューを提供している。スープ提供が難しかった初回はパンがメーンのオニオングラタンスープやオマールエビのビスクをベースにしたパスタなどを開発。10年には日本発パリ線の機内食を担当し、フランスと日本それぞれの家庭料理にフォーカスしたメニューを提供。外国人旅行客に日本に親しみをもってもらおうと海苔弁がメニューに登場したこともある。

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