H&Mグループの「コス(COS)」が今春、国内最大規模のショップを銀座のマロニエ通りにオープンする。銀座店は青山店、マリン&ウォーク ヨコハマ(MARINE & WALK YOKOHAMA)店に続く国内3店舗目。558平方メートルの店舗面積にウィメンズ、メンズ、キッズのフルラインアップがそろう。場所は公表してないものの、2016年9月に中央通りに面した銀座ブティックに移転するために退店した「カルティエ(CARTIER)」銀座2丁目ブティックの跡地(中央区銀座3-4-1)のようだ。
モダンな変換というコンセプトのもと、エントランスに日本の「門」を参考にしたアーチ型を採用。ブルータリズム建築にインスパイアされたファサードは、質感と奥行きを感じさせるコルゲート板で覆われ、コンクリートなどの什器で無機質な内装を施した。
「コス」の統括ディレクターであるマリー・ホンダ(Marie Honda)は「東京はとても刺激的な街で、デザインチームにとっての着想源だ。今回は土地特有の歴史的な建築物を活かしつつ、『コス』のデザインフィロソフィーを融合させた」とコメントした。
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