ユニクロは2月17日、「ユニクロ ユー(UNIQLO U)」の2017年春夏コレクションを発売する。クリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)が率いるパリデザインチームによる2シーズン目のコレクションで、時代の気分を取り入れたビッグシルエットやスポーツテイストが主流。乾いたテラコッタカラーや深いカーキ、ネイビーやビビッドなオレンジ、陶器のような真っ白や淡いブルーなど、ニュアンスカラーも豊富だ。発売に先立ち、前日の16日には、ユニクロ銀座店の12階、スペシャルフロアで先行販売会を開催した。
プレショッピングに招かれたのは、雑誌やスタイリスト、モデルなどのファッショニスタらだ。4月20日に開業が迫り、外観はほぼ完成しているギンザシックスを眼前に眺めながら、本気のショッピングに勤しんでいた。とくに好調だったと見受けられたのは、ウィメンズではセットアップにもなるミラノリブニットやレーヨンやコットンのオーバーサイズシャツ、シアサッカーのワンピースなど、メンズではリラックス感のあるジャケットやパーカ、デニムなどだった。
17日からは、「ユニクロ」が出店する世界18カ国・地域の店舗とオンラインストアで販売。日本ではオンラインストアと58店舗でフルラインアップを、168店舗で一部商品を販売する。全商品を扱う銀座店の12階の特設売り場は、約1カ月間展開する予定。とくにオンラインストアはウィメンズ、メンズともにS~XXLまでと、大きなサイズまで拡張して扱っている。
「ユニクロ ユー」は、「エルメス(HERMES)」のウィメンズのアーティスティック・ディレクターだったクリストフ・ルメールが、ユニクロパリR&Dセンターのアーティスティック・ディレクターとしてデザインチームを率いて作り上げるコレクション。「一時の流行を越え、自分の姿を理想的に表現できる服作りに向けて、デザイン、生地選定、縫製などにおいて新しいアイディアを提案する」ことを目指しているという。
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