「ロイヤル コペンハーゲン(ROYAL COPENHAGEN)」は2月15日、丸の内本店で日本とデンマーク国交150周年を記念するコレクションの発表を行った。今年は、ロイヤル コペンハーゲンの日本上陸50周年。当時、ブランドの旗艦店が少なかった丸の内に本店を出店した。「ロイヤル コペンハーゲン」は1775年に創業。コバルトブルーの繊細な模様が施された磁器は日本でも人気が高い。
イベントでは、クリストフ・ランシュー社長(CHRISTOPHE RANCHOUX)が流暢な日本語でスピーチを行ったほか、フレディ・スヴェイネ=デンマーク王国在日大使が祝辞を述べた。本国からは、14人しかいないという“フローラ ダニカ(FLORA DANICA)”のペインターが来日。周年を記念する日本とデンマーク両国の親しい関係を象徴する“フローラ ヤポニカ(FLORA JAPONICA)”の絵付けのデモンストレーションを行った。“フローラ ダニカ”はデンマーク国内の植物図鑑を元に1790年から制作がスタート。デンマークの至宝と言われる貴重なシリーズで、他国の植物が描かれるのは初めてのことだ。
国交150周年を記念し、通年で特別限定品が登場する。3月には“ブルーパルメッテ プラチナム”のベースやカップ&プレート(ペア)など、4月には、“パープル ハーフレース”のコーヒーカップ&ソーサー(ペア)やプレート(ペア)などを発売予定。4~5月にかけて“ブルーフルーテッド メガ”のジャグやハイハンドルマグ、ベースが、夏には“カラーエレメンツ”のカップ(ペア)やエッグカップが登場する。ペイントのデモンストレーションを行った“フローラ ヤポニカ”のプレート5枚セットやコーヒーセットは10月に発売予定だ。秋冬には、“ブルーフルーテッド ハーフレース”と“プリンセス”のぺタルボウルや“ブルーフルーテッド プレイン”のスタイルカップが登場。「ロイヤル コペンハーゲン」のファンにとっては購買意欲をそそられる1年になりそうだ。
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