アダストリアの「ニコアンド(NIKO AND ...)」の旗艦店「ニコアンドトーキョー」は、コッペパンサンド「ニコパン」を3月10日~5月中旬までの期間限定で販売する。「ニコアンド」ならファミリー店(奈良県)に併設されている飲食業態「ニコアンドコーヒー」で2016年秋にスタートし大ヒットした「ニコパン」は、2月10日にはららぽーと富士見(埼玉県)の「ニコアンドコーヒー」でも販売。今後も越谷レイクタウン(埼玉県)やららぽーと海老名(神奈川県)をはじめ、関東エリアの「ニコアンドコーヒー」でメニューに取り入れる予定。スイーツ系から総菜系まで12種類のコッペパンサンドがそろい、価格は250〜300円とリーズナブル。
「ニコアンド」は16年に「ニコパン」をローンチし、1人あたりの食パン消費量が全国1位(2015年統計)の奈良県の「ニコアンド」ならファミリー店に出店したところ、コッペパンサンドを求めて訪れる人が連日で行列を作り、週末には1000個を売り上げるほどの人気を博した。ジャムマーガリンやピーナッツなど懐かしの定番系が6種、サラダやナポリタンなどの総菜系が6種類というラインアップの中でも、1番人気はタマゴサラダ味。スタッフが全国のパン屋や工場をめぐり、さまざまなパンを食べ比べた結果、静岡県浜松市の「相馬パン」を採用した。ほんのり甘い香りやふわふわの食感、そしてボリュームが特徴の無添加パンだ。
「ニコアンド」の飲食業態「ニコアンドコーヒー」で扱うフードは焼き菓子が中心だが、軽食を求める声も多かった。注文を受けてから豆を挽き、一杯ずつ丁寧に淹れるハンドドリップやフレンチプレスのコーヒーにもよく合う、昔ながらの味に現代的なアレンジをきかせたコッペパン「ニコパン」を発案した。他にも、昭和から続くあんドーナツ専門の工場とコラボした「ニコアンドーナツ」などを販売する。
【関連記事】
■“どら焼き×珈琲” 新ブランド「アンドドラ」がデビュー
■アダストリアがカフェ・カンパニーと合弁会社設立へ 飲食と融合した新領域を創造・拡大