ビジネス

ハーストがフィットネスメディアの日本版創刊

 ハースト婦人画報社は、フィットネスやウェルネスなどのヘルシーなライフスタイルを届けるメディアブランド「ウィメンズヘルス(Women’s Health)」と「メンズヘルス(Men’s Health)」をデジタルメディアとしてローンチする。

 「ウィメンズヘルス」は今夏にサイトを立ち上げる。これを記念して、5月27日発売の「エル・ジャポン(ELLE JAPON)」7月号には別冊付録として登場する。「メンズヘルス」は本日21日から、メンズのライフスタイル総合サイト「メンズ・プラス(MEN’S+)」内の1カテゴリーとして、まずはスタートする。両メディアは、アメリカの出版社であるロディルとライセンス契約を結び、ハースト婦人画報社の100%子会社であるハースト・デジタル・ジャパンがオペレーション業務を行う。

 両メディアは、読者がそれぞれ抱く目標に対して、現状から一歩を踏み出す原動力やインスピレーションを与えることが特徴。これから運動を始めたい人からフィットネスの上級者までの、健康に高い関心を持つ読者をターゲットに、日々の生活に変化をもたらすヒントを届ける。

 ハースト婦人画報社取締役副社長兼ウィメンズヘルス発行人のニコラ・フロケ(Nicolas Floquet)氏は「東京オリンピックまであと3年となり、スポーツへの関心が高まっている。『メンズヘルス』と『ウィメンズヘルス』を通じて、楽しく体を動かし、心身が健康になる情報をスタイリッシュにお届けし、世界同様、日本でも愛されるメディアに育てて行きたい」とコメントした。

 「メンズヘルス」は1988年にアメリカで創刊。雑誌は世界64カ国で38エディションを発行しており、デジタルメディアは27カ国で2210万のユニークユーザーと2350万のSNSフォロワーを抱える。「ウィメンズヘルス」は2005年に「メンズヘルス」の姉妹誌としてアメリカで創刊。雑誌は世界54カ国で28エディションを発行し、デジタルメディアは23カ国で1250万のユニークユーザー、1700万のSNSフォロワーがいる。

【関連記事】
■講談社がIT企業と提携 新キュレーションメディアを立ち上げ
■「チョキチョキ」が12月に復刊 先だってウェブサイトをローンチ
■「フイナム」女性版スタート テーマはシンディ・ローパーの楽曲

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。