LVMHモエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENESSEY LOUIS VUITTON以下、LVMH)は、若手を支援するために創設したLVMHヤング ファッション デザイナー プライズの2017年セミファイナリスト21組を発表した。日本から「サルバム(SULVAM)」の藤田哲平、「アンブッシュ(AMBUSH)」を手掛けるVERBALとYOON、セントマーチン美術大学の卒業生で先月初めて自身のメンズブランド「コザブロウ(KOZABURO)」の単独プレゼンテーションを発表した赤坂コザブロウ(コピ)が選出された。今年はメンズウエアデザイナーが10人、ウィメンズウエアデザイナーが9人、ユニセックスデザイナーが2人選ばれた。
グランプリを獲得したデザイナーは30万ユーロ(約3570万円)およびLVMHのエキスパートからのコーチングを1年間受ける。セミファイナリストはパリ・ファッション・ウイーク期間中の3月2日と3日に、LVMHの本社で作品を発表する。ファイナリストからグランプリを選出する審査員は、今年はマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)「ディオール(DIOR)」アーティスティック・ディレクターやカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)の他、ケンダル・ジェンナー(Kendall Jenner)らが務める。
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