アディダス ジャパンは3月10日、東京・原宿に「アディダス ブランドコアストア 原宿」(渋谷区神宮前4-31-10ワイ・エム・スクウェア原宿1階)をオープンする。同社として初の試みとなる“シティランニング”にフォーカスした新店舗で、主にランニングを中心とするパフォーマンス関連商品を取り扱う。店舗面積は288平方メートル。
店舗のコンセプトは「スタジアム(STADIUM)」で、ニューヨークに続く世界2店舗目の出店。オープンを記念して、2月に発売した「TOKYO EDITION」シリーズの第2弾となる原宿限定モデルのシューズを販売する他、ウルトラブースト(UltraBOOST)シリーズのカスタマイズができる「マイウルトラブースト(mi UltraBOOST)」を、日本で初めて数量限定かつ原宿店限定で取り扱う。また、昨年9月にできたランニングコミュニティ「アディダス ランナーズ オブ トウキョウ(adidas Runners of Tokyo)」の新たな活動拠点とし、荷物の保管やシューズのレンタルなどのサービスを行う。
今回、出店するワイ・エム・スクウェア原宿の2階には、2008〜12年までアディダスパフォーマンスセンター原宿が出店しており、5年ぶりに再び「アディダス」が出店することになる。原宿エリアでは、KDDIデザイニングスタジオ跡地に昨年11月、「ニューバランス(NEW BALANCE)」のグローバル旗艦店が出店したり、パレフランス跡地に建設中の複合ビル「神宮前計画(仮称)」の1階に「アシックス(ASICS)」の路面店が今年10月のオープンを予定していたりと、ランニングに関わる店舗が多く集まる。アディダス ジャパンは“シティランナー”の多い原宿エリアで、シューズの販売やコミュニティの活動拠点となることで、東京のラン市場における存在感を高める狙い。
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