雑誌「セブンティーン(Seventeen)」の専属モデルを務め、女優としても映画やドラマで活躍中の飯豊(いいとよ)まりえ。現在19歳の彼女は、インスタグラムのフォロワー数30万人超え、ツイッターのフォロワー数29万人超えと、若い女性を中心に圧倒的な支持を得ている。2月25日公開の映画「きょうのキラ君」では、ヒロインの岡村ニノン役を演じるなど、今年ブレイク確実の彼女の魅力に迫る。
WWDビューティ(以下、WWD):現在、モデル業と女優業の両方で活躍しているが?
飯豊まりえ(以下、飯豊):どちらも今の自分にとっては大切な仕事です。女優は自分とは違う人格を演じ、役を通していろいろな感情を経験していくのに対して、モデルは本来の自分を表現できるので、両方やることで、いいバランスを保てています。
WWD:10歳からモデルをやっているが、そのために心掛けていることは?
飯豊:基本的なことですが、スキンケアをしっかりとする、日焼けをしない、体調管理をするなどは、意識するようにしています。寝る前に化粧水をたくさんつけて、十分に保湿しています。ファッションも好きでトレンドは知っておくようにしていますが、「心掛ける」というよりも、意識しなくても日常の中で、情報をチェックするという感じです。
WWD:お気に入りの化粧品は?
飯豊:オーガニックのものが好きで、化粧水は「エッフェ オーガニック」のものを使っていますが、自分の肌に合っています。「コスメキッチン」によく行きますが、洗顔、化粧水、乳液、オイルなど一通りのものはそこで購入しています。でも、食事は全然オーガニックじゃないんですけど(笑)。
WWD:ボブヘアが印象的だが、「きょうのキラ君」ではロングヘアだった。どっちが好き?
飯豊:「きょうのキラ君」の撮影では、前髪だけ地毛で他はウイッグでした。個人的には伸ばしてもいいかなと思っているんですけど、周りの人からは「今のままがいい」と言われていて。しばらくは今の長さでいこうかなと。前髪にもこだわりがあって、短めの前髪がポイントです。
WWD:いつ頃から今の長さになった?
飯豊:1年半ほど前にドラマ「あの花(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない)」で鶴見知利子役を演じた時にバッサリと切りました。それまではずっとロングヘアで、それがチャームポイントだったんですけど、切る時は、迷いはなかったですね。それ以降、だんだんと短くなっています(笑)。
WWD:今回、人気漫画「きょうのキラ君」の実写映画化でヒロインの岡村ニノンを演じる上でプレッシャーはあった?
飯豊:最初は私でいいのかなっていう不安はありましたが、原作のファンががっかりしないよう、その役になりきりました。普段の私とは違う性格の役だったのですが、少しオタク気質な性格など、共感できる部分もあり、現場では楽しく演じられました。この作品を多くの人に見てもらい、「私の代表作です」と言えるようにしたいですね。
WWD:今後やりたい役は?
飯豊:「きょうのキラ君」の現場では笑顔を大切にしていて、そうすると周りの雰囲気も明るくなって、笑顔が伝染していくのっていいなと感じました。今後も、見た人が明るくなれるようなコメディーはやってみたいです。もともと明るい性格なので、そういう役の方が向いているのかなと思っています。でも、オファーがあれば、どんな役にでも全力で挑戦していきたいです。
WWD:10代最後の一年にやっておきたいことは?
飯豊:これまで多くの先輩の言葉から元気をもらってきたので、その言葉を若い人たちに届けるために絵本を作りたいです。