オンワードグローバルファッション(ONWARD GLOBAL FASHION)は、フランスのプレタポルテブランド「オリヴィエ ティスケンス(OLIVIER THEYSKENS)」の独占輸入販権を取得した。2017-18年秋冬シーズンから取り扱う。
デザイナーのオリヴィエ・ティスケンスは1977年、ベルギー生まれ。「ロシャス」「ニナ・リッチ」「セオリー」を経て、昨年自身の名前を冠した冠した「オリヴィエ ティスケンス」を約15年ぶりに再始動した。
2017-18年秋冬コレクションは、パリコレ初日の2月28日にリオン駅内のレストラン「ル トラン ブルー」で披露した。映画「ニキータ」にも登場した同レストランは瀟洒な内装が特徴で、柔らかいレザーのトレンチコートや、わずかにオリエンタルな要素を加えたシルクのワンピースなどを引き立てていた。
二村仁オンワードグローバルファッション社長は、同ブランドの魅力について「裏地にもシルクを使うなど、見えないところにもこだわる究極のエレガンス。クチュールからマス向けブランドまで携わってきたキャリアを通じて、デザインだけでなくビジネスセンスも磨かれている」とショー会場でコメントした。日本での展開は10店舗程度を計画している。
オンワードグローバルファッションは現在「ミッソーニ(MISSONI)」「ソニア・リキエル(SONIA RYKIEL)」「ジル・サンダー(JIL SANDER)」「ロシャス(ROCHAS)」などを扱っている。
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