「モンクレール(MONCLER)」は、ラルフ・ローレン(Ralph Lauren)の甥であり、デザイナーのグレッグ・ローレン(Greg Lauren)が手掛けるブランド「グレッグ ローレン」とコラボしたコレクション「コライド - グレッグ・ローレン × モンクレール(COLLIDE - GREG LAUREN X MONCLER)」を発売する。グレッグが得意とするビンテージ素材の再構築を「モンクレール」のダウンジャケットと掛け合わせ、ダウンとデニムやミリタリージャケットを縫い合わせたり、古着の断片を縫い付けるなどのアレンジを施している。メンズ、ウィメンズ、ユニセックスの合計約200ピースを手掛け、全てデザインが異なるオリジナルアイテムだ。今秋一部の直営店および百貨店、ECサイトで発売予定。
また、3月3日、パリでプレゼンテーションを行った。アウトドアが大きなデザインのインスピレーションであるグレッグにちなみ、巨大なテントが会場内に登場。中にはアイコニックなレッドとブルーのダウンジャケットが並ぶ。別の部屋にはブラックのジャケットのみを展示した他、コレクションの製作ムービーも放映し、1つのジャケットが出来上がるまでのプロセスを公開した。
グレッグは「『モンクレール』は素晴らしい伝統を持っている。彼らは今、新しいことに挑戦するデザイナーとコラボしており、僕もアーティスティックで革新的なことをしようとているデザイナーの一人として選ばれたのはとても光栄だ。クラシックなダウンジャケットにモダンなツイストをかけることができたのは面白かった。素材を破いたり、縫い合わせたり、ペイントしたり、崩してから組み合わせ、新たな洋服を作るという、彼らにとっては斬新な服の作り方を提案できたと思う。『モンクレール』と『グレッグ ローレン』は一見全く別の世界観を持つブランドだが、今回のコラボでユニークなハーモニーを生み出すことができた」とコメントした。
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