今年設立90周年を迎えるイタリアのアクセサリーブランド「フルラ(FURLA)」は4月22日、日本限定アイテムを発売する。日本人切り絵作家の尾関幹人とコラボレーションしたブランドアイコンのクロスボディーバッグ“メトロポリス(METROPORIS)”とジップウォレット“バビロン(BABYLON)”の2型がそろう。それぞれには、尾関氏が象ったシャクヤクの花のモチーフが描かれている。「エレガントな愛の象徴」や「女性の美しさと聡明なシンボル」を意味するシャクヤクは、ジョヴァンナ・フルラネット=フルラ社長の好きな花でもあるという。ホワイトとペールピンク、シャンパンゴールド、ブラックの4色展開で、価格はバッグが6万8000円(ゴールドは7万3000円)、ウォレットが4万円(同4万3000円)。全国の「フルラ」ストアで販売する。
フルラは1927年、アルド・フルラネットがボローニャで設立。女性のためのファッション小物やバッグ、アクセサリーの卸販売会社としてスタートした。70年代に娘のジョヴァンナが事業を継承し、「フルラ」の名前で初のバッグコレクションを発表した。今では世界に400店舗以上を持つまでに成長。今年はアニバーサリーイヤーとして、限定商品が続々登場する。5月には“メトロポリス”の限定フラップの発売を予定している。
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