3月9日発売の「WWDビューティ」は、2017-18年秋冬ニューヨーク・コレクションのヘアメイク特集です。今季はファッションと同様に、ドナルド・トランプ米国大統領の排斥主義に異議を唱え、パワフルな女性像やメッセージを発信するブランドが相次ぎました。リアリティーが求められるニューヨークですが、パンチの効いたメイクがそろいました。
モデルの個性を生かす流れにストリートカルチャーを取り入れたものから、表紙の「オスカー デ ラ レンタ」のような鮮やかな色使いのアイメイク、美しさの固定観念を取り払ったエネルギッシュなメイクまで、押さえておくべきメイクをピックアップ。また、ウエットヘアに代わって主流となったナチュラルな質感のヘアについても解説しています
この他、毎シーズン、ニューヨーク・コレクションのバックステージに参加している池田ハリス留美子M・A・Cシニア アーティスト、アサミ・マツダ=メイクアップアーティスト、UDAメイクアップアーティストのインタビューを掲載。タイプの違う3人に、トレンド、担当したブランドのメイク、バックステージに挑む思いなどを聞きました。
ニュース面では、ロレアルやユニリーバなど海外企業4社の決算について取り上げます。また、ポーラに続きシワ改善の医薬部外品を取得した資生堂や、群馬工場に新棟を増設したコーセー、古来から伝わる日本の美を再発見し、世界に発進する「アット コスメ ニッポン プロジェクト」を始動するアイスタイルについて紹介します。
連載「SALON通信」では、ヘアサロン「アピッシュ ジェノ」が新たに「アピッシュ」の別ブランドとして2月に東京・表参道にリニューアルオープンした「ジェノ」をピックアップ。ビューティパトロールでは、ニューヨーク・コレクションで5ブランドのメイクをサポートしたユミ・カイヅカ=メイクアップアーティストが舞台裏を特別にレポートしています。