ストライプインターナショナルのファミリー業態「コエ(KOE)」は今夏、リブランディングする。新コンセプトは、「ニューベーシック フォー ニューカルチャー(New Basic For New Culture)」。食や雑貨を含めたより日常的なライフスタイルシーンに着目し、アパレルはオンオフのシーン別スタイルを提案する。例えば、オフでもきれいに着こなせるニットワンピースや週末旅行・公園への散歩にも最適なコットンやリネンのTシャツやシャツ、ホームパーティーや女子会などリラックスして着飾れる色柄のトップスやスカート、通勤や入卒園式用のジャケットやパンツ、ブラウスなどがそろう。フェアトレードのマインドや主な価格は変わらず、Tシャツ1900円~、スカート3900円~など。
「コエ」は2017年度内をメドに、渋谷パルコパート2跡地にホテルや飲食、イベントスペースを併設したグローバル旗艦店をオープンする計画だ。今回のリブランディングは、同旗艦店オープンに向け、方向転換した。「コエ」は2014年秋のデビュー以来、“モード”を軸に着心地やコストパフォーマンス、ファミリー向けを追求した「モード フォー エブリワン(Mode for Everyone)」を掲げてきたが、「実際には、モードのコンセプトがリアルに企画商品に落とし込めず、お客さまになかなか届けられなかった。今後はよりライフスタイルシーンを明確にし、お客さまに寄り添える商品作りに力を入れる」と篠永奈緒美・事業部長。
アパレルに加え、今後は、昨年11月に自由が丘にオープンしたコンセプトショップ「コエ ハウス(KOE HOUSE)」で販売する生活雑貨なども既存店での取り扱いを始める。また、同店のライフスタイルコーディネーターを務めるモデルのクリス-ウェブ佳子とのコラボライン「ビヨンド ベーシックス(BEYOND BASICS)」と、NY在住の赤坂こうざぶろう「コウザブロウ(KOZABURO)」デザイナーとのコラボライン「コエ ブルー(KOE BRU)」も春に続き、発売する予定だ。
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