イオンモールは、ベトナムの首都ハノイの郊外に新施設「(仮称)イオンモール ハ ドン(Ha Dong)」を2019年度に開業する。ベトナムで5番目、ハノイで2番目のインモールとなる。人口増加と経済発展が著しいベトナムにドミナント(地域集中)出店することで、ASEAN(東南アジア諸国連合)で「イオンモール」のブランドを確立する。
出店するハ ドン地区はハノイの西部に位置し、広域幹線道路やBRT(バス高速輸送システム)が整備され、また18年には都市高速鉄道の開通が予定されている。高層アパートやヴィラなどの住宅開発も活発で、今後急速な人口増加が見込まれている。建設中のイオンモールの敷地面積は約9万5000平方メートル。施設概要やテナント構成などは決まっていないが、ファッションから飲食、エンターテインメントまで最新トレンドを発信する。
ベトナムには昨年、ホーチミンに高島屋が開業した。それらに合わせて日本のファッションブランドの進出も増えることが予想される。
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