「クロエ(CHLOE)」は3月10日、ナターシャ・ラムゼイ・レヴィ(Natacha Ramsay-Levi)をクリエイティブ・ディレクターに指名したことを発表した。4月3日に就任し、9月に行われる2018年春夏パリ・ファッション・ウイークでデビューする。
ブランドが発表した声明の中で、ナターシャは「ギャビー・アギヨンの設立したブランドに参加できることをたいへん誇りに思う。押し付けがましくなることなく、着る女性の個性を際立たせるようなファッションを生み出していきたい」と語っている。
ジェフロワ・ドゥ・ラ・ブルドネ=クロエ最高経営責任者(CEO)は「(ナターシャを)迎え入れることを誇りに思っている。『バレンシアガ(BALENCIAGA)』『ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)』での経験と、彼女のクリエイティブなエネルギーは、ギャビーの描いたブランド像をさらに発展させるだろう」とのコメントを寄せている。
ナターシャは02年に「バレンシアガ」でキャリアをスタート。当時「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターを務めていたニコラ・ジェスキエールの右腕として働き、「エルメス(HERMES)」「アクネ ストゥディオズ(ACNE STUDIOS)」を経て「ルイ・ヴィトン」のデザイン・ディレクターを務めていた。