ロンドンのニットを中心とするブランド「シブリング(SIBLING)」が、公式インスタグラムでブランドの休止を発表した。休止を告げるインスタグラムでは、「9年間のビジネスを経て、スタジオ閉じ、生産を終了する。大西洋の東と西(ロンドンとニューヨーク)で、大手のバックアップを得ていない独立系デザイナーは試練の時を迎えている。『オーネ ティテル(OHNE TITEL)』や『スノ(SUNO)』『ジョナサン サンダース(JONATHAN SAUNDERS)』も近年、自身のブランドを休止している。(中略)ただ、これは『休止』。復活の時が来るかもしれない。『クリスチャン ディオール(CHRISTIAN DIOR)』や『カルバン・クライン(CALVIN KLEIN)』『トミー ヒルフィガー(TOMMY HILFIGER)』だって、一度はブランド休止や倒産などの苦境を乗り越え、成功をつかんでいる」とのコメントを掲載している。
「シブリング」はコゼット・マックリーリー(Cozette McReery)とシド・ブライアン(Sid Bryan)が、ガンで亡くなったジョー・ベイツ(Jor Bates)の遺志とともにブランドを続けてきた。ニットを中心とするクリエイションは個性的かつ大勢を笑顔にさせるエネルギーに溢れており、近年はロンドンメンズの顔とも言える存在になっていた。
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