ファッション

米国発オーダーシャツ専門ECがB2Bサービス開始

 米国シリコンバレー発のオーダーシャツ専門ECサイト「オリジナルスティッチ」を運営するオリジナル社は、本日から百貨店や専門店などリアル店舗に向けた法人向けサービス「カスタマイズ・プラットフォーム」を開始する。オリジナル社は2014年にECの仕組みを使って10億通り以上のデザインを選べる「オリジナルスティッチ」をスタート。生産は日本のシャツメーカー大手のフレックスジャパンと組み、直近の2017年1〜3月には6800枚を販売した。

 ジン・コウ(Jin Koh)創業者兼最高経営責任者(CEO)は、法人向けサービス開始の狙いについて「これからは高品質な製品を需要のある分だけ生産する“マスカスタマイゼーション”が主流になる。プラットフォームを開放することで、“メード・イン・ジャパン”の活性化にも繋げたい」と語る。同社はこの新サービスの開始により、18年1〜3月には2万4000枚の販売ペースに引き上げる。

【関連記事】
■AOKIがオーダーシステムを拡充 シャツと女性スーツを追加
■「AOKI」がタブレット活用の新オーダースーツシステムを発表
■紳士服のコナカが佐藤可士和とまたもタッグ デジタル活用のオーダー事業
■コナカのオーダースーツ店が絶好調 一気に12店舗を出店
■「ユニクロ」がシャツのセミオーダーを開始 1183通りから最適フィットが見つかる

オリジナルスティッチ x ビジネスの記事

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。