米国シリコンバレー発のオーダーシャツ専門ECサイト「オリジナルスティッチ」を運営するオリジナル社は、本日から百貨店や専門店などリアル店舗に向けた法人向けサービス「カスタマイズ・プラットフォーム」を開始する。オリジナル社は2014年にECの仕組みを使って10億通り以上のデザインを選べる「オリジナルスティッチ」をスタート。生産は日本のシャツメーカー大手のフレックスジャパンと組み、直近の2017年1〜3月には6800枚を販売した。
ジン・コウ(Jin Koh)創業者兼最高経営責任者(CEO)は、法人向けサービス開始の狙いについて「これからは高品質な製品を需要のある分だけ生産する“マスカスタマイゼーション”が主流になる。プラットフォームを開放することで、“メード・イン・ジャパン”の活性化にも繋げたい」と語る。同社はこの新サービスの開始により、18年1〜3月には2万4000枚の販売ペースに引き上げる。
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