「ジル・サンダー(JIL SANDER)」のロドルフォ・パリアルンガ(Rodolfo Paglialunga)=クリエイティブ・ディレクターが、2017-18年秋冬ウィメンズ・コレクションを最後に退任することが分かった。
15年春夏にデビューしたパリアルンガは、「『ジル・サンダー』の皆さまと共に働けたこと、また、ブランドの歴史とレガシーに貢献できたことを大変光栄に思う」とコメントを残した。
また、アレッサンドラ・ベッターリ(Alessandra Bettari)=ジル・サンダー最高経営責任者(CEO)は「デザイナー本人と共に、この協業に終止符を打つという結論に達した。すばらしい仕事と、ブランドのDNAを守ってくれた彼に深く感謝している」とコメント。
後任にはルーシー・メイヤー(Lucie Meier)とルーク・メイヤー(Luke Meier)が抜擢される可能性が高いとされている。ルーシーはこれまで、セルジュ・ルフュー(Serge Ruiffieux)「カルヴェン(CARVEN)」クリエイティブ・ディレクターと共に、「ディオール(DIOR)」でラフ・シモンズ(Raf Simons)前アーティスティック・ディレクターのもとでウィメンズ・コレクションとオートクチュール・コレクションを手掛けていた。それ以前は「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」のデザインチームに所属していた。夫のルークはメンズブランド「オーエーエムシー(OAMC)」の共同創業者兼デザイナー。
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