「M・A・C」は、18年にわたり同ブランドを支えたジェイムズ・ゲイジャー(James Gager)=シニア・バイス・プレジデント(以下、SVP)兼グループ・クリエイティブ・ディレクター(以下、GCD)の退任を発表した。後任には、「ティファニー(Tiffany & Co.)」のトニー・ラキス(Toni Lakis)=バイス・プレジデント兼グローバル・クリエイティブ・ディレクターが3月20日付けで復帰する。ラキス新SVP兼GCDは2014年までの11年間、「M・A・C」でゲイジャーSVP兼GCDの右腕としてクリエイションに携わった。
ゲイジャーSVP兼GCDは5月1日付けで、親会社であるエスティ ローダー カンパニーズ(Estée Lauder Companies)のSVP兼クリエイティブ・ディレクター兼ブランド・デベロップメントに就任予定。今後は同グループのクリエイティブを統括し、ジョン・デムジー(John Demsey)=エグゼクティブ・グループ・プレジデントとタッグを組んでグループをけん引する。
「M・A・C」は先日、米化粧品チェーン大手「ウルタ(Ulta)」への進出を発表したばかり。
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