「クロエ(CHLOE)」を去ったばかりのクレア・ワイト・ケラー(Clare Waight Keller)が、「ジバンシィ(GIVENCHY)」のアーティスティック・ディレクターに就任することが明らかになった。ウィメンズ、メンズ、オートクチュールを統括し、10月の2018年春夏パリ・ウィメンズ・ファッション・ウイークで新コレクションをお披露目する。
クレアはメゾンにとって6代目のクチュールトップとなる。メゾンを女性デザイナーが手がけるのは、クレアが初めて。
クレアは「ユベール・ド・ジバンシィが築いた自立した女性像は、いつも私のインスピレーション源だった。チームとともに、歴史に新たなチャプターを書き加えることを楽しみにしている」とコメント。
ベルナール・アルノー(Bernard Arnault)LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン会長兼最高経営責任者(CEO)は、「彼女が持つ幅広い知識とビジョンが『ジバンシィ』を次なるフェーズへと踏み出すための、独自の道を切り開いてくれると信じている」と期待を込めた。
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