ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)が、オープン5周年を記念しゴーシャ・ラブチンスキー(Gosha Rubchinskiy)の動画のインスタレーションを3月30日まで開催中だ。同館2階で展示されている動画の被写体は、東京のスケーターやスケートパーク、ストリートでスカウトした15〜20歳のリアルな若者がメーン。同展のために初来日したゴーシャは「今回のインスタレーションではドキュメンタリーを撮影した。東京のキッズはとても魅力的なので、モデルのパーソナリティーを活かすためにスタイリングはなるべく彼らの私服を生かした。写真もファッションも共通で人の内面をどう表現するかが重要。今回の来日はとても意味のあるものになった」と話した。今回撮り下ろした写真展は6月に同館で開催予定だ。
コム デ ギャルソンは2017-18年秋冬シーズンから「ゴーシャ ラブチンスキー」の国内での店舗運営や本格的にプレス業務を開始。コム デ ギャルソン インターナショナルは商標を所有しており、コム デ ギャルソンが生産からマーケティング、プレス業務までを担当している。ゴーシャはブランドのアーティスティック・ディレクターというポジションで、同社には所属せず、フォトグラファーとして活動を続けている。
また、ドーバーの5周年を記念して、英国・ロンドンのIDEAがゴーシャの撮り下ろしたフォトプリント入りボックスを3月18日に同館で先行発売する。内容は、5カットのフォトプリントの他、「ゴーシャ ラブチンスキー」が過去5年間に発表してきたグラフィックのスクリーンプリント5点を、ゴーシャ本人の直筆サイン入りボックスに収納し、1~100までのシリアルナンバーを入れたスペシャルエディションだ。ロシア語のタイポグラフィーや、スケートカルチャーを引用したイラストレーションのスクリーンプリントには、蛍光色やゴールドの箔、光沢のあるシルバーなどが用いられている。
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