メンズブランド「ディスカバード(DISCOVERED)」デザイナーの木村多津也と吉田早苗は22日、「アマゾン ファッション ウイーク東京(以下、AFWT)」で2017-18年秋冬シーズンのランウエイショー開催後に「DHL デザイナーアワード」を受賞した。ショー直後の授賞式で木村デザイナーは「現在、中国、韓国、アメリカとの取り引きはあるが、今後は日本も海外も関係なくビジネス展開していかないと成り立たない。ヨーロッパ、北アメリカ、東南アジアにもビジネスを広げたいと考えていたので、このタイミングでの受賞は嬉しい」とコメントした。
「DHL デザイナーアワード」は、DHLジャパンと日本ファッション・ウィーク推進機構がAFWTに参加するブランドの中から世界での活躍が期待されるデザイナーを選ぶ賞で、今回で12回目。受賞者は前回が藤田哲平「サルバム(SULVAM)」デザイナー、前々回が今崎契助「プラスチックトーキョー(PLASTICTOKYO)」デザイナーと若手が続いたが、今回は2001年から活動する「ディスカバード」のデュオが受賞した。2人にはDHLの総額50万円相当の海外発送クレジットとトロフィーが贈られた。
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