東芝は、バーチャル試着アプリ「コーディネート プラス」に、新たな機能を追加した。自分の顔やスタイルを投影したアプリ内のバーチャルモデルが、より多彩なアイテムやカラーを選べるようになった。先ずはゴルフウエアブランドの「パーリーゲーツ」と「マスター バニー エディション」の2ブランドの販促キャンペーンと連動する。
東芝は高度な人物検出技術を応用し、服の画像データをバーチャルモデルに合わせ自動で修正する技術を持っているため、「コーディネート プラス」はよりリアル感のあるフィッティングが特徴だ。同社は先行して大型のモニターを使ったバーチャル試着サービスを展開。ラゾーナ川崎などの大型ショッピングセンター内で異業種の店舗をつなぐプロジェクトを実施していた。スマホで手軽に見られるバーチャル試着アプリはECサイトなどと連動し、購買率を上げるツールとして注目を集めており、開発競争が激しくなっている。東芝は新サービスで、スマホ経由のユーザーを増やし、普及につなげたい考え。
【関連記事】
■アプリ通じて好み解析した「データドレス」 スウェーデン企業がグーグルと協業
■自分に合うストッキングの色診断ができるアプリが登場
■"服の動きを見て買える"コマースアプリ「ジーニー」に100ブランドが参加へ