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京都タワービルの新商業施設「京都タワー サンド」が4月14日オープン

 京阪流通システムズは4月14日、京阪ホテルズ&リゾーツが運営する京都タワービルの商業エリアを全面的にリニューアルし、「京都タワー サンド(KYOTO TOWER SANDO)」を開業する。地下1階から2階までの3層構造で構成し、売り場面積は2620平方メートル。「街・駅に続く、3つめの選択肢へ。これまでにない、これからの京都。」をコンセプトに掲げ、京都駅中央口目の前のランドマークである京都タワーの認知度を生かし、国内外の観光客をターゲットに55店舗を誘致する。

 地下1階はフードホール。クラフトビールや京都ワインが楽しめる「キョウトタワーサンドバル」や、京都産のクラフトジン「季の美」を使用したカクテルなどを提供するスタンディングのカクテルスタンド「ザ ルーツ オブ オール イーヴル」など19店舗が入り、400席を用意する。1階は和菓子から漬物、コスメまで京都らしい逸品を集めた雑貨食物販のマーケット。「祇園辻利」とコラボレーションした抹茶リップクリームや無添加の手作り石鹸などを販売するメード・イン・京都のコスメブランド「京都しゃぼんや」、ポップな色柄の和菓子が人気の「うちゅうわがし」、がま口専門店の「ぽっちり」、北山の人気洋菓子店「マールブランシュ」など31店舗をラインアップ。

 3階は“体験で思い出になるワークショップ”をテーマにした「コト体験フロア」。「七條甘春堂」の和菓子作り体験教室や、「大起水産」の寿司握り方講座、「おたべ」の生八ツ橋作り、「あかね屋」の伝統工芸体験、「デザインポケット」の食品サンプル製作体験の5つのワークショップを体験できる。

 京都タワービルは1964年に開業。客室や展望室、レストラン、スカイラウンジの他にも大浴場や着物レンタル店、ツーリストインフォメーションセンターを構え、これまでも多くの観光客に利用されてきた。

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