デンマークのシューズブランド「エコー(ECCO)」は3月29日から4月4日まで、銀座三越でレザーグッズのDIYイベント「エコー レザーファクトリー プチ(ECCO LEATHER FACTORY PETIT)」を開催中だ。日本とデンマークの国交樹立150周年に合わせての催しとなる。
イベントには自社工場の機械や設備を海外から輸送し、オランダ、中国、ポルトガルの工場から9人の職人が来日した。R&Dセンターで開発した最先端レザーもそろえた。"クロマタファー(Kromatafor)”は熱によって色が変わるヒートセンシティブなレザー。触れるだけで体温に反応し色が変わる物もあれば、摩擦などの高熱によって反応する物など、幅広く展示されている。“トゥルー インディゴ(True Indigo)”は白いレザーを特殊な液体に浸し、酸素に触れることによって藍色に染まる特殊なレザーで、会場では真っ白なレザースニーカーを染めるデモンストレーションを行う。
DIYのスペースでは、トートバッグやクラッチ、ポーチ、ケースなどさまざまなレザーグッズの製作体験ができる。レザーは柔らかいフルグレインカウレザーやヌバックレザー、アニリン仕上げの植物タンニンなめしレザーなど、6種類のレザーから選ぶことができる。色もレザーごとに豊富な種類を用意する。本国から来日した職人がレザーをステッチングし、その後ワックス加工やオイル、染料を塗ることも可能だ。ストラップの長さやボタンの素材など全てカスタマイズでき、自分好みのレザーグッズが完成する。