織田奈穂子・元「ラスティーク(LUSTHEQUE)」ディレクターの手掛けるウィメンズウエアブランド「ラシュモン(LACHEMENT)」が、2017-18年秋冬にスタートする。ブランド名はフランス語で「ユルく」を意味する単語で、コンセプトは“プレー・トゥ・エレガンス(Play to Elegance)”。35~55歳の女性をメーンターゲットに、マスキュリンなベーシックアイテムに遊び心やフェミニンなタッチを加えたアイテムをそろえる。「自分のスタイルを分かっている大人の女性に向けて、肩の力を抜いて着られるものを提案したい」と織田ディレクター。セールスとPRはゲストリストが手掛ける。
ファーストコレクションは、紺のピンストライプのジャケットやワイドパンツをはじめ、グレンチェックのコートやダブルブレストジャケット、ラップ風スカート、ストライプのリバーシブルブルゾン、パイピングを施したガウンやクロップドパンツ、ドルマンスリーブ風のシャツ、ドロップショルダーのボーダートップスなど約30型。ベージュとネイビーで提案するトレンチコートは、ロングジレとジャケットに分かれ3ウエイで着ることができる。価格帯はトップス2万1000~3万9000円、シャツ3万3000~4万2000円、パンツ3万6000~4万4000円、コート12万4000~15万1000円、ガウン6万3000~6万5000円など。全て国内で生産する。
織田ディレクターは、ベイクルーズの「ドゥーズィエム クラス(DEUXIEME CLASSE)」でMDやバイヤーを務めた後、セレクトショップ「ラスティーク」のディレクターを経て、独立。現在はフリーランスのファッション・ディレクターとして、ウィメンズシューズブランド「ルチェンティ(LUCENTI)」をはじめ、さまざまなブランドのディレクションを手掛けている。