ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)社は、ニューヨーク5番街の「ポロ ラルフ ローレン(POLO RALPH LAUREN)」旗艦店を来年3月までに閉店し、従業員をリストラする。閉店後は、デジタル事業を強化することで実店舗よりも効率的なビジネスの確立に努める計画だ。同社は、閉店に関する諸経費が3億7000万ドル(約410億円)必要だが、以降は毎年1億4000万ドル(約155億円)が削減できると推計。5番街に旗艦店に設けたカフェ「ラルフズ コーヒー(RALPH'S COFFEE)」などの新業態については、他店への導入など継続・発展を模索する。
最高財務責任者のジェーン・ニールセン(Jane Nielsen)は、「これは、昨年6月に策定した再建プランに基づくもの。今後もデジタルショッピングに長けた消費者に最高の選択肢を提供していきたい」と述べている。