ロンドンの老舗ブランド「イエーガー(JAEGER)」が、自力での売却先探しを断念した。ブランドは、コンサル会社のアリックス パートナーズ サービス(ALIX PATNERS SERVICE)に身売り先探しを依頼した。ブランドはこれまで、投資会社プライベート キャピタル(PRIVATE CAPITAL)の傘下にあったが、同社は6200万ポンド(85億6500万円)の損失を出しつつも、イエーガーを切り離した。
イエーガーは現在680人の従業員を抱え、43単独店と63のショップ・イン・ショップを抱えている。
ブランドは1884年に誕生。1950から60年代にかけては、イギリスで最も有名なブランドの1つだった。ところが、90年代以降は低迷。日本の代理店だった三喜商事も、2009年にブランドビジネスから撤退している。