トランジットジェネラルオフィスは4月17日、JR名古屋駅直結の「名古屋JRゲートタワーホテル」に大型オールデイダイニング「ゲートハウス」をオープンする。青山の人気フレンチ「ラス」のオーナーシェフである兼子大輔が初めてメニュー監修に携わり、朝食からランチ、ディナーまで終日利用できるレストランを開発。店舗面積は800平方メートル、席数は200席。エントランスのカウンターとレストラン、カフェやバーとして利用できるラウンジ、日当たりが心地良い中庭テラスを望むボックス席の4つのエリアで構成する。また、村上淳や祐真朋樹、高木康行らが「ライカ」を使って撮影した写真展「Photography is my only language」も開催中だ。
レストランでは15階からの抜群の眺望を眺めながら、「ラス」の看板メニューである“フォアグラのクリスピーサンド”を含むコースメニュー(5000円。完全予約制)を堪能できる。朝6時半にオープンする朝食メニューは、名古屋の食材を使用した食材が並ぶモーニングブッフェを提供。名古屋コーチンを使用した、なめらかな食感の“卵サンド”も並べる。ランチは、デリ&ドリンクのブッフェにメイン料理を1品選ぶスタイル。
内装インテリアは重厚感が漂うクラシックでモダンな空間。LINE-INCの勝田隆夫がデザインを手がけた。グラフィックデザインは平林奈緒美、ディスプレーはライフスタイルショップのジェネラルサプライが担当。注目は、レストランエリアに特別展示している村上隆の新作アートだ。兼ねてから中村貞裕トランジットジェネラルオフィス社長と親交があったことから、今回の展示が実現した。作品は、アイロニーと笑いが同居する独特の作風が話題のアーティスト・MADSAKIとコラボレーションした巨大アート「’Tis a Hollow, Enormous Hollow/それは空洞 デカイ空洞」。6月までの限定公開で、7月以降はMADSAKIの新作を展示する予定。