4月17日発売の「WWDジャパン」は、2017-18年秋冬トレンドを総括します。NY、ロンドン、ミラノ、パリの4都市のランウエイからは、パワーショルダーの復活や1960年代のサイケデリックなどさまざまなトレンドが浮上しましたが、本号では3つのムードに絞り紹介。有力セレクトショップバイヤーへの取材も行い、より売り場につながるキーワードをピックアップします。
ニュース面では、3月24日にTASAKIがMBO(マネジメント・バイ・アウト:経営陣が自社の株式を買い取りオーナー経営になること)を実施すると発表したことを受けて、田島寿一社長に直撃。田島社長が上場廃止の真相について語ります。その他、フランチェスカ・ベレッティーニ=イヴ・サンローラン社長兼CEOに好調に売り上げを伸ばす「サンローラン」の今後の戦略を聞きました。
4月17日に開業する名古屋駅直結のショッピングセンター、タカシマヤ ゲートタワーモールをレポート。名古屋駅周辺の名駅地区と古くからの繁華街である栄地区の二大ショッピングエリアの勢力図についても解説します。また、ファスナーの巨人YKKの大谷裕明新社長に、新戦略についても聞きました。年間90億本のファスナーを生産して同社が、3年後には129億本にまで伸ばすというその方法は?
第2特集は東京展示会のレポートです。中堅とベテランの次の一手をレポートする他、「ヨウジヤマモト」企画や「ツモリチサト」企画を経験したデュオが手がける「エルマン」や、オンワード樫山「ペイジ、」のデザイナーが立ち上げた「ポステレカント」など注目ブランドを紹介します。また、三越伊勢丹やユナイテッドアローズ、ビームスなど有力店がイチ押しブランドについて語ります。
第3特集は3月下旬に開催された世界最大の時計の見本市バーゼルフェアのレポートです。周年・復刻モデルで未曾有の不況を克服すべく、各社の取り組みを紹介します。人気連載「奥恵美子のちょっと学べるF.J.A.」は、ユニセックスファッションは主流になるのかについて分析。ファッションパトロールは弊紙記者が体を張ってトライした新感覚フィットネスを紹介します。