三越銀座店は、ディズニー映画の実写版「美女と野獣」(4月21日全国公開)の劇中の衣装や小道具展などの展示会を19日に開始した。主演のエマ・ワトソンが着用したドレス、ダン・スティーヴインスの野獣の豪華な衣装など、俳優が実際に着たものを見ることができる。またティーポット、マグカップ、ハンカチ、ポーチ、アクセサリー、パラソルなど関連グッズ300点を販売する。
目玉であるエマ・ワトソンのドレスは、野獣との有名なダンスシーンで着用した。ボリュームのあるスカートは、ダンスシーンを華やかに演出する。軽いサテンのオーガンジーを何層にも重ねて円形にカットし、約914メートルもの縫い糸で形にした。2160個のスワロフスキーが施されている。ウエストはかなり絞られているが、ダンスの動きを妨げないようにコルセットを使っていない。2012年の「アンナ・カレーニナ」でアカデミー賞衣装デザイン賞を獲得したジャクリーヌ・デュランが手掛けた。
同店の東海林憲昭・店長は「明日(20日)ギンザ シックスも開業し、国内外からこれまで以上に幅広いお客さまが銀座にやってくる。話題性のあるイベントで集客力を高めたい」と話す。
9階の銀座テラスで5月9日まで開催。衣装展示は5月1日で終了する。