エアービーアンドビー(AIRBNB)は、昨年の日本における短期賃貸に関するレポートを発表した。昨年のエアービーアンドビーの経済効果は推計9200億円で前年の約1.8倍。短期賃貸の利用はインバウンド旅行客を中心に広がりを見せている。昨年日本を訪れた外国人は2400万人。そのうち、約15%を占める370万人以上がエアービーアンドビーに宿泊した。リスティングは47都道府県全てにあり、観光地以外の地域の活性化および経済発展につながりつつある。
日本のホストの平均年間収入額は100万4830円。年間の貸し出し回数は89泊だ。インバウンド旅行客の一人当たりの平均宿泊日数は3.4泊。国籍別にみると1位が韓国、2位が中国、3位がアメリカ、4位が香港、5位が台湾と、アジア圏が多い。日本における滞在人気都市の1位は東京、2位は大阪、3位は京都、4位は福岡、5位は札幌だ。
2020年オリンピック開催に向けて、今後の動向に注目が集まる。