メルローズの「コンバース トウキョウ(CONVERSE TOKYO)」は2017-18年秋冬シーズン、2つの新たなコラボレーションラインを立ち上げる。一つは、アーティストのスティーブ・アオキによる音楽レーベルでファッションブランド「ディム マック(DIM MAK)」とのメンズライン“コンバース トウキョウ×ディム マック(CONVERSE TOKYO X DIM MAK)”、もう一方はスタイリストの一ツ山佳子とのウィメンズライン“コンバース トウキョウ ネバー(CONVERSE TOKYO NEVER)”だ。ファースト・コレクションの発売は8月を予定。いずれも17-18年秋冬と18年春夏の2シーズンでコラボコレクションを見せていく。
“コンバース トウキョウ×ディム マック”は、大人に向けたストリートウエア全34型をそろえる。ラインアップはコンバースのアメリカ本国で使用される“CONS”のロゴを用いたロングTシャツやジャケットをはじめ、アイコニックな星柄をプリントした切りっぱなしのチェックシャツやブルゾン、デニムなど。価格帯はアウターが3万4000~5万8000円、シャツが2万2000~2万8000円、Tシャツが9000~2万円、ボトムスが2万1000~2万8000円など。
一ツ山による“コンバース トウキョウ ネバー”は「Never complain. Never explain(不平を言わない。言い訳をしない)」という強い女性像をコンセプトに、モードとストリートのトレンドをミックスした全24型。メッセージロゴを刺しゅうしたTシャツや、ガンクラブチェックの肩パッド入りジャケットと巻きスカートのセットアップ、星柄のパッチワークを入れたストライプシャツやワンピースなどをそろえた。価格帯はアウターが3万4000~6万8000円、シャツが1万9000~2万4000円、ニットが1万6000~2万4000円、ボトムスが2万3000~2万7000円、Tシャツが9500円など。
同コラボの仕掛人である高塚裕之メルローズ企画兼プレスは「『コンバース トウキョウ』は日本限定のライセンスブランドなので、海外からのお客さまからも支持を得ている。世界的に有名なアーティストでスティーブ・アオキさんにお願いすることで、アメリカの音楽カルチャーを反映したエッジの効いたストリートウエアに仕上がった。また、『ディム マック』は1月にニューヨーク・メンズ・ファッション・ウイークで初のプレゼンテーションを行ったばかりで、話題性も高い」と言い、一ツ山とのラインについては「スニーカー好きで知られる人気スタイリストで、撮影でもよくコンバースを使用されている。モードもストリートのトレンドを組み合わせながら、今の女性の生き方やスタイルを見せるのが得意。スタイリングから提案する新たなラインを依頼した」と話す。
これまで展開してきた「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理デザイナーによるメンズライン"コンバース トウキョウ ワン(CONVERSE TOKYO ONE)"と、松本恵奈の「クラネ(CLANE)」とコラボライン"コンバース トウキョウ×クラネ(CONVERSE TOKYO×CLANE)"は一時休止。一部コラボ商品の販売は継続するが、シーズンごとのコレクション発表は行わない予定だ。