ファッション

有楽町ロフトが銀座2丁目に移転オープン、初の自社コスメも発売

 創業30年目を迎えるロフトが、6月11日をもって有楽町ロフトの営業を終了し、6月23日に銀座ロフトを移転オープンする。新店は、銀座2丁目の並木通り沿いにある銀座ベルビア館の3~6階。売り場面積3313平方メートルの大型店舗になる。「こだわりの『モノ』が揃い、新しい『コト』に出合い、発信する『ヒト』がいる。」をコンセプトに掲げ、雑貨専門大店のフラッグシップストアづくりを推し進める計画だ。

 24日に行われた会見で、同社の安藤公基・社長は「30年の変遷の間に初期のロフトが持っていたブランドイメージが薄れてきたというのも事実。身近で便利な店として支持は頂いているが、やや物足りなさを感じているお客様がいらっしゃるのではないかと思っている。銀座ロフトの最大のミッションは、もう一度ぴかぴかのロフトブランドを作り上げること」と意気込みを見せた。4層の売り場は、「ロフトに行けば必ずある」(水野貴思・執行役員 商品部長)をマーチャンダイジングのベースとし、3階「ボディ&ビューティ」、4階「ホームソリューション」、5階「ワーク&スタディ」、6階「ネクストクリエーション、トラベル、モバイルアーツ」で構成する。

 3階の「ボディ&ビューティ」フロアでは、オープンを機にデビューするロフト初のプライベートブランドコスメ「ロフコス(LOFCOS)」を先行発売(ネットストアでも同時先行発売。7月1日より全国のロフトにて一斉発売)。「ロフコス」はメイク感度の高い20代後半から30代後半の女性をメインターゲットに、メーカー3社と共同開発。天然由来成分配合のベースメイクをはじめ、トレンドを重視したカラーアイテムなど、高品質な商品をリーズナブルに提供する。

 また、情報発信を担う「ヒト」軸としてモデルの田中里奈、バリスタの大塚朝之(猿田彦珈琲)らを迎えて「TEAM LOFT」を結成。定期的にトークショーやイベントを行うなど、新たな売り場の提案と雑貨の魅力を来店者に伝えていく予定だ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。