デッカーズ アウトドア コーポレーション(DECKERS OUTDOOR CORP.)が、ブランド売却も含め、「アグ(UGG)」の経営戦略について見直しを進めている。「テバ(TEVA)」や「サヌーク(SANUK)」などを擁する同社は声明で、ブランドの売却も含め、さまざまな選択肢を検討中とのコメントを発表。ただし、ブランドを手離さないという選択肢を選ぶこともあると続ける。
「アグ」は同社にとって、売り上げの83%を担う基幹ブランド。同社は直近、業界筋の予測を下回る売上および収益の決算を発表していた。また同社の株式をめぐっては2月、ヘッジファンドのマルカート・キャピタル・マネージメント(MARCATO CAPITAL MANAGEMENT)が6%の株を取得し、会社に戦略見直しなどを求めている。