斜めに走るストライプは登録商標を侵害しているとして、デニムブランドの「ペイジ(PAIGE)」が、「オフ-ホワイト c/o ヴァージル アブロー(OFF-WHITE c/o VIRGIL ABLOH、以下オフ-ホワイト)」を相手取り、ストライプの使用中止や商標登録申請の取り下げなどを求めている争いで、「オフ-ホワイト」が反訴した。
「オフ-ホワイト」は、「ペイジ」からストライプのデザインは4つの商標登録を有し、消費者の混乱を招くから使用を中止してほしいとの文書を受け取ると、これに反発。「ペイジ」のストライプはステッチで「オフ-ホワイト」はプリント、また、「ペイジ」のストライプは一部デニムのバックポケットにしかないのに対して「オフ-ホワイト」は洋服のみならずアクセサリー全般に用いているなどと主張して、「消費者が混乱する可能性はゼロだ」と主張した。
これに対して「ペイジ」デニムの顧問は、話し合いで解決しようとしていたのに裁判を起こされたことに驚きつつ、「問題が解決されることを願っているが、もし難しい場合、私たちは徹底的に戦う」と話した。