オルビスは5月23日、グループ会社が新たに開発した製剤を取り入れた日焼け止め新商品「サンスクリーン(R) スーパー」(1620円)を発売する。SPF50+、PA++++の高いUVカット機能を持たせつつ、汗や海水に触れるとUVカット機能が強化される点が特長だ。
真夏は汗が原因で日焼け止めが流れ落ちるケースが多く、期待する紫外線カット機能が得られないことがある。そんなユーザーの声を受けて開発された新製剤は、汗に含まれるイオンの作用に着目。汗をかくことで製剤の成分が凝縮し、紫外線カット機能を強化させるという仕組みで、同社のテストでは汗に触れる前と比較すると14%機能が上昇したという。
また、汗くずれの一因である界面活性剤を使わずに設計し、ウォータープルーフ機能を向上。汗や海水には強く、石鹸で落としやすい仕様に仕上がっている。なお、新技術は応用可能だが、現時点で他商品での発売は未定となっている。