資生堂は、パシフィック・リーグ全6球団とのコラボレーション企画を実施する。球団のチームカラーやキャラクターイメージを取り入れたアレンジメイクを提案するほか、球場にメイク直しや着替えができるブースを設置。29日の北海道日本ハムファイターズVS東北楽天ゴールデンイーグルス戦(札幌ドーム)を皮切りに、2017年シーズンを通じて女性ファンへアプローチする。
プロ野球の観客動員数は近年増加傾向にあり、日本野球機構の統計によるとパ・リーグは2006年と比べ31%増と伸長。特に若い女性の観客は増加を続けており、ユニホームを組み合わせたコーディネートや球団カラーを取り入れたネイルアレンジなども女性ファンの間で流行している。資生堂はそんな現状を受け、「女性のスポーツ観戦文化を創造する」という考えのもと各球団とのコラボレーションを提案した。パ・リーグ全球団が一体となり、女性向け企画で企業コラボを行うのは初となる。
訴求ブランドは20代をターゲットとした「インテグレート(INTEGRATE)」で、日本ハムのキャラクター・ポリーちゃんをイメージして2本のアイラインを跳ね上げたり、東北楽天ゴールデンイーグルスのチームカラーであるグリムゾンレッドをアイシャドウに取り入れたりするなど、球団の個性を全面に押し出した目元メイクを提案。詳細テクニックはハウツー動画やチラシ配布などで伝える。
また、毎試合、全球場にセルフメイクスポットを常設するほか、各球団が主催する女性向けイベントデーや7〜9月の18試合には、資生堂スタッフが常駐する特設メイクブースを設置。メイクのサポートやテクニックアドバイスを行っていく。