カネボウ化粧品のコスメブランド「ケイト(KATE)」は5月1日、誕生20周年を記念した、ブランド初のアイシャドウパレットを数量限定で発売。これまでに発売してきたアイシャドウの中でも人気だった12色をセレクトしている。
同アイテムはまぶたを明るく整えるハイライト2色、アイホールを彩るミディアム4色、目元を引き締めるダークと輝きやツヤ感を与えるグリッター各3色をラインアップした。組み合わせ次第でシャープからナチュラルまでさまざまなテイストに仕上げることができる他、それぞれのカラーに発売当時の西暦が刻印されており、当時を知るファンは懐かしさを感じるデザインに仕上げている。
例えば、2003年のカラーは当時流行したグラデーションメイクで支持されていたもので、13年発売のゴールドは目元に輝きとツヤ感をプラスするアイメイクが流行した時のヒット色。ブランドの躍進に一役買った1999年のアイパレットからは、ダークのフラッシュクラッシュを採用した。同年はコギャル全盛期で、ガングロのピーク。パールやラメの輝きが大流行してギャルメイクの定番になった時代だ。
「ケイト」は誕生当時に20代だった女性たちからも継続して支持されているが、コアターゲットは10代後半~20代。長年のファンもいながら、常にメイクビギナー層を取り込み続けている点が強みとなっている。