ビーズインターナショナルは4月29日、東京・代官山のスニーカーショップ「スタイルス ダイカンヤマ(STYLES DAIKANYAMA)」をリニューアルオープンする。スニーカーを軸とした“ラグジュアリーミックス”をテーマに、メンズ、ウィメンズ、キッズのアパレルやアートをそろえたセレクトショップへとコンセプトを転換。ドリンクバーの「ソーダ バー(SODA BAR)」やベビーカー置き場なども併設し、幅広い客層をターゲットにスタイルとしてのスニーカーを提案していく。
新店舗は、同じエリアに出店していた同社ブランドの「スタイルス ダイカンヤマ」、「サイラス & マリア(SILAS & MARIA)」、「ミッドセンチュリーモダン(MID-CENTURY MODERN)」をワンフロアに統合した。約330平方メートルの店内に、スポーツ、ファッション、アートの3ゾーンを設ける。新たにメンズは、「アミ アレクサンドル マテュッシ(AMI ALEXANDRE MATTIUSSI)」や「ティー バイ アレキサンダー ワン(T BY ALEXANDER WANG以下、Tバイ)」「ストーンアイランド(STONE ISLAND)」などを、ウィメンズは「Tバイ」や「キセレナ(XIRENA)」「エヌ エス エフ(NSF)」などをラインアップ。リニューアルを手掛けたビーズインターナショナルの阿曽友紀ディレクターは、「あくまで主役はスニーカー。スニーカースタイルもイメージできるブランドを選定した。今後はショップ限定の1点モノなども作っていきたい」と話す。
リニューアル最大のポイントは、店内奥にVIPルームを設けたこと。一定額以上を購入している上顧客に向け、中庭の見える特別な空間で接客する。1日最大で4組の予約制。来店前に顧客の好みに合わせたスニーカーや洋服を事前にクローゼットに用意しておく。阿曽ディレクターは、「お客さまの好みに合わせて希少性の高いスニーカーを提案したり、店内にディスプレーしてある机や椅子も購入希望があれば可能な限り対応したい。場合によっては、自宅にもお伺いする外商のようなコンシェルジュサービスも検討している。ワインクーラーも用意し、ワインをサーブしながら“おもてなし”するストレスのない空間を目指した」とコンセプトを説明する。
リニューアルオープニング時は、「オーバー ザ ストライプス(OVER THE STRIPES)」と映画「グレムリン」のギズモ(GIZMO)のコラボアイテムや「サイラス × キャサリン ハムネット(SILAS x KATHARINE HAMNETT)」のカットソーなどを用意する。
「スタイルス ダイカンヤマ」は2002年にアディダス社との協業ショップとしてスタートした。“オーセンティック スポーツ ファッション”をコンセプトに、上品で機能的な大人のスポーツスタイルを提案してきた。