ビューティ

G6内唯一の美容室は「ピーク・ア・ブー」と「アヴェダ」のコラボ店

 4月20日にオープンしたギンザ シックス(GINZA SIX)内に唯一美容室として店を構える「ギンザ ピーク・ア・ブー アヴェダ ギンザ シックス(GINZA PEEK-A-BOO AVEDA GINZA SIX)」。同店は有名美容室「ピーク・ア・ブー(PEEK-A-BOO)」とオーガニックブランド「アヴェダ(AVEDA)」のコラボサロンで、「ピーク・ア・ブー」の強みであるデザイン性とオーガニックを融合させているもの。この業態での出店は、池袋東武店、アトレ恵比寿店に続き3店舗目、「ピーク・ア・ブー」としては10店舗目のサロンとなる。

 同店はこれまで青山店に勤務していた高野康信アートディレクターが店長を務める。「ギンザ シックスにはファッション感度の高いお客さまも多く訪れると思うので、そういったお客さまに対して、デザイン性の高いヘアを提案していきたい。最近ではオーガニック志向も強まっており、髪や体にいいものを求めるお客さまも増えている。当店では、ヘアケア剤だけでなく、カラー剤も『アヴェダ』のオーガニックのものを使用しているので、そういったお客さまにも受け入れてもらいやすい」と高野店長は自店の強みを話す。

 サロンの特徴としては、店販としても人気の「アヴェダ」商品が手に取りやすいディスプレイともに、他サロンでは見えないようにするヘアカラー剤を混ぜるカラーブースの囲みを透明にし、その様子が見られるようになっている。これは「仕事する姿もカッコよくありたい」という考えから、見られることを意識した作りにしたという。セット面は15面、シャンプー台は6台。オープニングスタッフは30人で、その内スタイリストは12人といった構成になっている。「施設内には能楽堂もあり、年配や外国人のお客さまも増えるかもしれない。僕らとしてもいろいろなお客さまに来ていただきたいし、通ってもらえるサロンにしていきたい」と話す。

 「ピーク・ア・ブー」は今年で40周年を迎える老舗サロンで、青山、原宿、銀座エリアを中心に出店。高い技術力とデザイン性で多くの顧客をかかえる。スタッフ育成にも定評があり、多くの“売れる”美容師を育ててきた。40~50代の美容師も多く、業界をけん引するサロンの一つだ。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。