「アニエスベー(AGNES B.)」は4月26日から、JR京都駅直結の美術館「えき」KYOTOで国内初の写真展を開催している。京都市内で開催中の「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)」と連動し、アニエス・ベーが所有するアートコレクションの中から、同展のテーマ「LOVE」にちなんだ写真作品76点と映像作品2点を展示。アンリ・カルティエ=ブレッソン(Henri Cartier-Bresson)やライアン・マッギンレー(Ryan McGinley)、オリヴィア・ビー(Olivia Bee)、デニス・ホッパー(Dennis Hopper)ら24人のアーティストによる、日常の何気ない愛の瞬間をとらえた作品が並ぶ。
アニエスは30年以上前からアート作品の収集を始め、2009年には非営利財団「アニエスベーとして知られるアニエス・トゥルブレ」を設立。パリのギャラリー デュ ジュール(Galerie du jour)では、気鋭作家の作品を発表するなど数々の若手アーティストの発掘と育成に寄与してきた。今回、彼女が所有する膨大なアートコレクションの中からピックアップしたのは、男女の愛や家族の愛、そして生と死の儚さが伝わる作品群。同展示は5月14日まで開催する。