河北裕介ヘアメイクアップアーティストは3月15日、宝島社から自身のヘアメイク本「河北大人メイク論」を発売した。「河北メイク論」に続く2冊目の著書で、今回は30代の一般女性に向け、シチュエーションによって着替えられる3パターンのメイク法や、コンプレックス別の解消法などを伝授する内容となっている。
これまで「オトナミューズ」(宝島社)で一般女性にメイクする連載を手掛けていた河北ヘアメイクアップアーティストは、「一般の方を手掛ける中で、女性が共通のメイク悩みを持っていることがわかった。メイクは簡単には変えられないかもしれないが、僕のシンプルで時短がかなうメイクメソッドを詰め込んだ、大人のためのメイク法を伝えたいと思った。また、20代は好きな芸能人を真似ていろいろなメイクを試すべきだが、30代になったら自分の顔を知り、自分の顔に合ったメイクパターンを持つことが大事。コンプレックスを解消し、自分の顔を愛してほしいという思いを込めた」とコメント。
同書には、抜け感のあるナチュラルな“ヌードフェイス”、芯の強さを感じさせる“モダンフェイス”、大胆でドラマティックな“ノーブルフェイス”の3つのメイクパターンを、目の形別に提案。そのほか、メイク前のスキンケアやマッサージ、ベースメイクやヘアメイクの基本といった河北流テクニックを凝縮した。
ミューズには、長年ヘアメイクを手掛ける中で、ともに自身のメイク論を築き上げてきたというモデルの長谷川潤を起用。「メイクに客観性を」「チークに頼るな、リップを信じろ」「年齢と経験が、深みになり色気になる」といった河北語録も掲載し、メイクのみでなく大人の女性とした生き方、姿勢でも実践的な内容に仕上がっている。
■河北大人メイク論
著者:河北裕介
版元:宝島社
価格:1380円