ファッション

痩せすぎモデルの次は画像修正 フランスで法律可決

 フランス政府は、広告など宣伝目的のイメージ素材に修正を施し、被写体を実際の姿より細く見せる加工をした場合、イメージ上にその旨の明記を義務づける法律を可決した。また、フランスで働く特定のモデルに健康証明書の提示を義務づけた。

 5日に発行されたフランス政府公報によると、修正・補正を行なったレタッチ画像には10月1日以降、「photographie retouchée(もしくはretouched photograph)」という文言を添えなければならないという。同法律は出版物、オンライン、ポスター、カタログなどの広告に使われる画像に適用される。

 また、同報では特定のモデルに対し、医師が発行した健康証明書の提出を義務づける法律も公表された。証明書は2年まで有効で、16歳以上のモデルは体全体の健康状態と、BMI指数が正常であることを示すことが求められる。フランスで働くヨーロッパ圏出身のモデルも対象。5月15日から施行される。

[related post="237542" title="激細好きのエディ・スリマンがピンチ!「サンローラン」の広告モデルが"痩せすぎ"で掲載禁止に"]

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。