「WWDビューティ」5月11日号は、「SNS発ヘアカラーブーム」と題し、インスタグラムを中心とした最新のヘアカラーの盛り上がりをメーカーと美容師、両者の視点から分析します。プロフェッショナル向けヘアメーカー9社には、今春夏のヘアカラーの傾向やおすすめの新色、SNS施策などを聞きました。今やヘアカラーのヒットには欠かせなくなっているSNS施策について、どう取り組んでいくべきかを探ります。
人気美容師7人に次に提案したいトレンドヘアカラーを提案してもらいました。外国人風ヘアの人気とともに、寒色系カラーのトレンドが続いているが、そのバリエーションも広がりを見せています。一方で、寒色系には飽きてきたという声も聞こえてきているのも見逃せない傾向。今やヘアカラーは色だけでなく、質感も求められるようになり、艶感、透明感、柔らかさは外せないキーワードです。
今春夏はハイトーンだけでなく、ダークトーンのヘアカラーも人気となりそうです。ただ、一色で染めるというよりは、そこにハイライトやローライトを入れて立体感や動きをつけるデザインカラーがトレンドです。表紙にはモデルのemmaが登場し、紙面では、いつも通っているという美容室「ベチカ」の高木貴雄ディレクターと対談。ヘアについてのこだわりについて語ってくれています。
ニュース面では、2ケタ成長を続ける「ディオール(DIOR)」の好調要因について、4月20日にギンザ シックス内にオープンしたフラッグシップ・ショップ「ディオール ビューティ 銀座」からひも解きます。日本人顧客に合わせたサービスやSNSと連動したデジタルサイネージについてなどをクロード・マルティネズ(Claude Martinez)=パルファン・クリスチャン・ディオール(PARFUMS CHRISTIAN DIOR)社長兼最高経営責任者に聞きました。
その他4月27日にオープンした新宿高島屋タイムズスクエア内の「高島屋免税店SHILLA&ANA」についてや、29日に表参道ヒルズ地下2階にオープンしたマッシュホールディングスの「ウェルネスラウンジ」、銀座2丁目に移転オープンする有楽町ロフトもピックアップ。コーセー、プーチ(PUIG)、ファンケルの通期決算も取り上げています。