エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)次期フランス大統領(39)の就任式を14日に控え、ファーストレディになるブリジット(Brigitte)夫人(64)がどんなファッションで式に臨むのかに注目が集まっている。
個人的にも同夫妻と親しいというカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)は、米「WWD」に就任式ファッションをスケッチで提案。シャープなショルダーラインのジャケットに透ける黒のスカートというスタイルで、「髪はアップがいい」と記した。
7日夜に「ルーブル美術館」前で行なわれた勝利演説に現れたブリジット夫人が着用していたのは、「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON )」のシルバーの襟のコートで、同日の投票の際にも同じコートを着用していた。同コートは、ブリジット夫人が2016-17年秋冬の「ルイ・ヴィトン」のショー会場に初めて着て以来のお気に入りだ。
就任式は、ヒザ上丈スカートやスキニーパンツなど、保守派が眉をひそめるファッションを好むブリジット夫人にとって、ファーストレディとしての初の試金石になる。そこから今後5年の任期を務めるマクロン次期大統領の今後の方向性も読み取れるとされ、大いに注目だ。